今回は短期トレード向き!!
Binary Option(バイナリーオプション)ストキャスティクスについて徹底解説してみました。
ストキャスティクス
Binary Option(バイナリーオプション)でストキャスティクスを使っているトレーダーは結構多いです。
しかし浅い知識だけではストキャスティクスの本当の力を発揮することができないです。
今回はBinary Option(バイナリーオプション)で活用するための
ストキャスティクスについてご紹介したいと思います。
ストキャスティクスとは
ストキャスティクスとは、RSIと同様に買われ過ぎや売られすぎに着目した
オシレーター系テクニカル指標になります。
RSIについては下記の記事を参照してください。
ストキャスティクスは米国のチャート分析家であるジョージ・レーンによって考案されました。
ストキャスティクスには二種類のタイプが存在しており、
『%K』と『%D』の2本を利用したファーストストキャスティクスと
『%D』と『Slow%D』の2本を利用したスローストキャスティクスがあります。
ファーストストキャスティクスは相場に対してすばやく反応するため
短期トレード向きですがダマシも多いのが欠点です。
基本的にストキャスティクスはスローストキャスティクスを使うのが一般的です。
%K
ある期間における高値から安値までの値幅の中で、現在値が安値から何%の位置にあるかを表した値です。
%Kはかなり激しく上下に動きます。
%D
%Kの動きは過敏に反応しますが、それを平滑化(移動平均化)したのが%Dです。
Slow%D
%Dを分析するために、これをさらに移動平均化したものがSlow%Dです。
ストキャスティクスの計算式
ストキャスティクスの計算式になります。
%K=(現在値-N日間の最安値)÷(N日間の最高値-N日間の最安値)
%D=%Kの3日平均
Slow%D=%Dの3日移動平均
ストキャスティクスの%Kは一定期間の値動きの中で現在の価格から何%の高さを表しています。
例えば、10日とすればその10日の中で一番高い高値と一番安い安値を見つけ出します。
すると、安値と高値で作られるゾーンの中で動いたことがわかります。
%Kはその値動きゾーンの中で現在の価格が下から何%か表したものです。
例えば現在の価格が過去10日間の中で一番の高値であれば、%Kは100%ですね。
現在の価格が一番の安値であれば0%となります。
RSIであれば14日間であればほとんど100%付近や0%付近をつけないですが、
ストキャスティクスは100%や0%付近をつけることがあるということを理解してほしいです。
また移動平均を理解していないとストキャスティクスは完璧には使いこなせないです。
移動平均線については以下の記事を参照してください。
ストキャスティクスパラメータ
ストキャスティクスのパラメータは一般的には
『14.3.3』や『9.3.3』や『5.3.3』が使われることが多いです。
何も気にしない方はデフォルト設定が良いです。
ただ自分で相場によって変えたい方は、構成要素を意識してパラメータを考える必要があります。
ストキャスティクスは%Kがベースとなっています。
これを導き出すために『過去のローソク足N本分』が重要になります。
分析期間が長くなればストキャスティクスは緩やかになりますし、短くすれば激しくなります。
ストキャスティクスの活用法
ストキャスティクスの活用法についてご紹介したいと思います。
逆張り
ストキャスティクスで基準になるのは20%や80%とされています。
20%を下回れば売られすぎ、80%を上回れば買われすぎです。
ゴールデンクロス・デッドクロス
また%Dと%SDが下から上に抜け場合はゴールデンクロスで上昇のサインです。
また下に抜けた場合はデッドクロスで下落のサインになります。
ダイバージェンス
ストキャスティクスはRSI同様にダイバージェンスが発生します。
価格が上がっている(下がっている)のに%Dが下がっている(上がっている)という状態です。
ダイバージェンスはトレンドの終了の兆候を示しています。
まとめ
ストキャスティクスはRSIに次いで非常に愛されているオシレーター系テクニカル指標になります。
Binary Option(バイナリーオプション)は短期トレードをする方が多いので、
ストキャスティクスはオススメです!!